
キッチン周りのガンコな油汚れや、お風呂場の水あかやカビなど、掃除機ではなかなか落とせないような汚れに威力を発揮する「スチームクリーナー」。
キッチンのガンコな油汚れを何とかしたい…
床をピカピカに磨きたい…
お風呂のカビを除去したい…
そんなあなたにピッタリなアイテムともいえるスチームクリーナーの中から、人気のケルヒャー製品はもちろん、国産メーカーの実力派モデルもあわせて紹介していきます。
スチームクリーナーの特徴や選び方などもレクチャーしますので、ガンコな汚れにお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
スチームクリーナーってなに?どんな汚れに効果あるの?

出典:Amazon.co.jp
高温・高圧の蒸気をあてるため、キッチンの油汚れやカビなど、通常の掃除機では落とすことができない汚れを除去できます。
たとえば、上述したキッチンの油汚れはもちろん、浴室やトイレのカビ、水アカなどもカンタンに落とすことが可能です。
ソファや洋服などの布製品の汚れもしっかりと落とせます。
また洗剤を使わないため、電子レンジや冷蔵庫のなかなど、普通では洗いづらい場所の汚れも取り除くことができます。
さらに汚れを落とすだけでなく、高温のスチームにより雑菌を除去し、カビの繁殖を防ぐ効果もあります。
スチームクリーナーは、さまざまな汚れを落とせる万能クリーナーだといえるでしょう。
スチームクリーナーを選ぶ2つのポイント!加熱方式とタイプに注目!
さまざまな汚れを落とし、除菌までしてくれるスチームクリーナー。
そんなスチームクリーナーを選ぶときは、「加熱方式」と「タイプ」があなたの使用シーンにあっているかをチェックしましょう。
加熱方式には「ボイラー式」と「パネル式」の2種類があります。
また、タイプとしては「ハンディタイプ」「キャニスタータイプ」「モップタイプ」の3種類があります。
それぞれの特徴を確認していきましょう。
加熱方式で選ぶ!待ち時間や連続噴射時間が変わる!
上述したとおり、スチームクリーナーの加熱方式にはパネル式とボイラー式の2種類があります。
スチームクリーナーの蒸気の温度は、ほとんどの商品が約100℃となっているので、加熱方式による温度の違いはありません。
ではなにが変わるのかというと、「加熱が完了するまでの時間」や「連続で噴射できる時間の長さ」です。
ボイラー式の魅力はパワー!連続噴射時間が長い!

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電気ケトルのようなイメージですね。
タンクの水をすべて加熱するため、使用できるまで時間がかかります。
そのぶん、連続噴射時間が長いことが特長です。
一度で広範囲の掃除をしたい人は、ボイラー式のスチームクリーナーを選ぶとよいでしょう。
パネル式の魅力はスピード!待ち時間が短い!

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アイロンのスチーム機能のようなイメージです。
噴射できるまでの待ち時間が短いことが特長で、使用中に水を足すこともできます。
いっぽうで、連続噴射時間やスチームの安定性はボイラー式に劣ります。
気になった箇所をちゃちゃっと掃除したいという人は、パネル式のスチームクリーナーを選ぶとよいでしょう。
使い勝手が変わる!スチームクリーナーのタイプに注目!
続いて、スチームクリーナーの3タイプについて解説します。
これらのタイプによって取り回しのしやすさが違ったり、タンクに入る水の量も違ったりするので、タイプの違いはしっかりと抑えておきましょう。
キッチンや細かい場所の汚れにはハンディタイプがおすすめ!

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パネル部に接した水だけが加熱される「パネル式」の商品が多く販売されています。
ハンディタイプの魅力は、何と言っても取り回しがしやすいことで、キッチンの換気扇や窓のサッシなどをラクラク掃除することができます。
しかし給水量が少なく、連続噴射時間も短いモデルが多いため、広い範囲の掃除には不向きです。
そのため、キッチンや細かい場所の汚れをとりたい人におすすめです。
広範囲の掃除にはキャニスタータイプがおすすめ!

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本体のタンクに給水して加熱・加圧する「ボイラー式」の商品が多いことが特徴です。
キャニスタータイプは、本体につながれたヘッドの先から水蒸気を噴射します。
一般的な掃除機と同じ形ですので、床面の掃除に向いています。
スチームの量やパワーも強いため、よりガンコな汚れも落とすことができます。
タンクに入れられる水量も多く、噴射時間も長めですが、そのぶん重さがネックになります。
広範囲をしっかり掃除したい人や、主に床面を掃除したい人におすすめです。
床掃除をメインでしたい人にはモップタイプがおすすめ!

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ハンディタイプと同じくパネル式の商品が多く、スティック型掃除機のようにササっと掃除することができます。
そのため取り回しがしやすく、床面でも高い場所でも掃除ができる汎用性の高さが魅力です。
ただ、モップ部を交換しなければいけないため、ランニングコストがかかります。
名前のとおりモップと同じように使えるので、床面を多く掃除する人におすすめです。
ガンコ汚れもすっきり!スチームクリーナーのおすすめ人気ランキングTOP10!
スチームクリーナーを選ぶときは、気になった商品のタイプと加熱方式が自身の利用シーンにマッチしているかどうか確認しましょう。
また上記のポイント以外に、本体重量も確認しておきたいところ。
当たり前ですが、水を入れればそれだけ本体も重くなってしまいます。
取り回しやすいスチームクリーナーを探している方は要チェックです。
第10位|BLACK+DECKER FSM1210 2in1スチームモップ&クリーナー

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メーカー | BLACK+DECKER(ブラック・アンド・デッカー) |
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サイズ 幅×奥行×高さ |
300×150×1190mm |
本体重量 | 3.1kg |
タンク容量 | 350ml |
タイプ | ハンディ&モップタイプ |
加熱方式 | パネル式 |
噴射待ち時間 | 15秒 |
連続噴射時間 | - |
水だけで99.9%以上除菌!お子様やペットがいるご家庭でも安心
ハンディタイプとしてもモップタイプとしても使えるスチームクリーナーです。
床掃除のときはモップ、キッチン掃除のときはハンディタイプなど、場所によって使いわけられるので、効率的に汚れを除去できます。
手元のスイッチを使ってスチーム量を調節でき、床や風呂の壁材などに合わせられるのも魅力的です。
クチコミを見ていると値段なりの性能はありそうですが、重量がありますので注意が必要です。
ハンディタイプとモップタイプを切り替えられるので、家の中をくまなく清掃したい人におすすめです。
第9位|Shark スチームクリーナー オールインワンベーシック SSAB01KD

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メーカー | Shark(シャーク) |
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サイズ 幅×奥行×高さ |
150×300×1210mm |
本体重量 | 2.6kg |
タンク容量 | 300ml |
タイプ | ハンディ&モップタイプ |
加熱方式 | パネル式 |
噴射待ち時間 | 30秒 |
連続噴射時間 | 強:12分~弱:20分 |
ハンディとモップタイプのスチームクリーナーがひとつになった優れもの。
「スマートスチームコントロール」を搭載し、弱・中・強の3段階スチーム調節ができるモデルです。
ヘッド上にある取っ手の部分が外れ、ハンディタイプとしても使える2way仕様で、スチームを直接噴射して汚れを取り除くこともできます。
「スチームがすぐに出る」
「フローリングの掃除にバッチリ」
など、性能面を評価する声はありますが、油汚れに対してはやや弱いといったクチコミもありました。
待ち時間も短く、噴射時間も比較的長いため、床や畳などを頻繁に掃除する人におすすめです。
第8位|SteamFast スチームクリーナー スチームファースト

出典:Amazon.co.jp
メーカー | SteamFast(スチームファースト) |
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サイズ 幅×奥行×高さ |
440×282×330mm |
本体重量 | 4.6kg |
タンク容量 | 1,420ml |
タイプ | キャニスタータイプ |
加熱方式 | ボイラー式 |
噴射待ち時間 | 7分 |
連続噴射時間 | 最大45分 |
米国Amazonでスチームクリーナー部門評価NO.1
すすぎ不要の専用洗剤を併用することで、ガンコな汚れもしっかり落とせるスチームクリーナーです。
専用洗剤「スチームマジック」とカルキ除去パウダーがセットになっているオトクなタイプもあり、ブラシやモップヘッドなど、付属品も充実しています。
「お風呂の黒ずみまでよくとれる」
「壁やガラスもピカピカになる」
など、洗浄能力が高く評価されていますが、大型で重いため、収納場所に困る方もいるようです。
カビや黒ずみ、油汚れなどを徹底的に掃除したい人におすすめです。
第7位|KARCHER スチームクリーナー SC 4 プレミアム

出典:Amazon.co.jp
メーカー | KARCHER(ケルヒャー) |
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サイズ 幅×奥行×高さ |
251×380×273mm |
本体重量 | 4kg |
タンク容量 | 500ml/800ml |
タイプ | キャニスタータイプ |
加熱方式 | ボイラー式 |
噴射待ち時間 | 4分 |
連続噴射時間 | 最大25分 |
パワフルなスチームがずっと続く、連続使用可能モデル
取り外し可能な給水タンクを搭載した、連続使用に適したスチームクリーナーです。
ほとんどのボイラー式は途中で水を足すことができませんが、タンクを2つにわけることで連続使用を実現しています。
ボイラー式ながら噴射待ち時間も4分と短く、すぐに掃除をはじめられるのも魅力で、広い範囲の汚れを一回で取り除くことができます。
「水を追加しながら掃除できるので便利」
といったクチコミもあり、連続使用の難しいスチームクリーナーの弱点を解消した商品だと言えるでしょう。
家が広い人や、広範囲を一気に掃除したい人におすすめです。
第6位|IRIS OHYAMA スチームクリーナーハンディタイプ STM-303

出典:Amazon.co.jp
メーカー | IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) |
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サイズ 幅×奥行×高さ |
310×130×240mm |
本体重量 | 1.8kg |
タンク容量 | 300ml |
タイプ | ハンディタイプ |
加熱方式 | ボイラー式 |
噴射待ち時間 | 5分 |
連続噴射時間 | 最大12分 |
スチームの力で汚れを落とす!
「加圧噴射方式」を採用したパワフルなスチームクリーナーです。
標準装備のストレートノズルは、細くせまい場所でもスチームを吹きつけることができます。
また布用ノズルとカバーを使えば、衣服のシワのばしや、カーテン、ソファの除菌も可能です。
チャイルドロックや、誤ってキャップを開けてしまうことを防ぐセーフティーキャップを搭載しており、安全面でも配慮された商品といえるでしょう。
「想像よりスチームの勢いがある」
「お風呂場のカビ掃除、エアコンの掃除にはじゅうぶん」
など、性能面で高評価を得ています。
「値段なりの性能」といった声もありますが、コスパを考えれば優秀な一台です。
お風呂やキッチンなど、水回りの汚れを重点的にとりたい人におすすめです。
第5位|KARCHER スチームクリーナー SC1 クラシック

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メーカー | KARCHER(ケルヒャー) |
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サイズ 幅×奥行×高さ |
127×321×186mm |
本体重量 | 1.6kg |
タンク容量 | 200ml |
タイプ | ハンディ&モップタイプ |
加熱方式 | ボイラー式 |
噴射待ち時間 | 3分 |
連続噴射時間 | 最大6分 |
コンパクトだけど本格派。
SC1クラシックは、コンパクトで軽量なモップタイプのスチームクリーナー。
延長パイプを取り外せばハンディタイプとしても使える一石二鳥のモデルです。
また延長スチームホースも付属しているので、キッチン周りやお風呂の掃除もラクラクこなせることでしょう。
「小型で使いやすく、洗浄力もじゅうぶん」
など、使いやすさと洗浄能力の高さを評価するクチコミがあるいっぽうで、連続噴射時間はやや短めとの声もあります。
スチームの強力さを考えれば仕方がないところですが、長い時間使用したい方は注意が必要です。
ハンディ&モップタイプのなかでも、とくにパワーのある商品を探している人におすすめです。
第4位|IRIS OHYAMA STM-416 スチームクリーナー

出典:Amazon.co.jp
メーカー | IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) |
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サイズ 幅×奥行×高さ |
260×420×320mm |
本体重量 | 4.5kg |
タンク容量 | 1,500ml |
タイプ | キャニスタータイプ |
加熱方式 | ボイラー式 |
噴射待ち時間 | 14分 |
連続噴射時間 | 最大40分 |
プロの掃除ノウハウを採用した、キャニスタータイプのスチームクリーナー
1,500mlの大容量タンクを備え、40分の連続噴射時間をほこるモデルです。
噴射時間の長さはそれだけでアドバンテージ。
家のすみずみまで掃除ができます。
マイクロファイバーパッドやポイントブラシなど、なんと21点ものアクセサリーが付属しており、値段以上のコスパと使いみちを実現しています。
「大掃除にもってこい」
「床の汚れがよく落ちる」
など、キャニスタータイプならではのパワフルさを評するクチコミも印象的です。
ハンディタイプと比較して力がありますので、床や壁、キッチンの汚れなど、家中をしっかりと掃除したい人におすすめです。
第3位|IRIS OHYAMA スティックスチームクリーナー STP-201

出典:Amazon.co.jp
メーカー | IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) |
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サイズ 幅×奥行×高さ |
170×300×1200mm |
本体重量 | 2.4kg |
タンク容量 | 250ml |
タイプ | モップタイプ |
加熱方式 | パネル式 |
噴射待ち時間 | 30秒 |
連続噴射時間 | 最大10分 |
水だけで洗浄&除菌
「スーパーヒートスチーム」を採用し、水分量の少ない蒸気を吹き出せるスチームクリーナーです。
パネル式なので30秒で準備が完了、すぐに掃除を開始できます。
手元には操作スイッチがあり、チャイルドロックがついているので、お子さんがいる家庭でも安心です。
「フローリングの床をいつもピカピカにしてくれる」
「軽くて扱いやすい」
といった高評価なクチコミが多く、品質のよさがうかがえます。
コスパも良好ですので、低価格帯で質のよいモップタイプのスチームクリーナーを探している人におすすめです。
第2位|IRIS OHYAMA STM-304N スチームクリーナー コンパクトタイプ

出典:Amazon.co.jp
メーカー | IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) |
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サイズ 幅×奥行×高さ |
130×310×240mm |
本体重量 | 2kg |
タンク容量 | 300ml |
タイプ | ハンディタイプ |
加熱方式 | ボイラー式 |
噴射待ち時間 | 5分 |
連続噴射時間 | 最大12分 |
除菌もできる、コンパクトタイプのスチームクリーナーです。
ハンディタイプながらもボイラー式を採用した、アイリスオーヤマのスチームクリーナーです。
120cmのロングホースを採用しているので、本体は置いたまま両手を使って掃除をすることができます。
アタッチメントも豊富で、スクレーパーを使ってガムやシールを剥がしたり、アングルノズルを使ってトイレの溝やサッシなどを効率的に洗浄するなど、さまざまなシーンで使える万能モデルです。
「本体を置いたまま使えるので楽に作業ができる」
「家庭での使用は問題ない」
など、良好なクチコミがあるいっぽうで、「パワー不足」といった評価もある商品です。
ただ、機能や値段など、総合的なコスパを考えるととても優秀なスチームクリーナーです。
扱いやすくてコスパに優れた、ハンディタイプのスチームクリーナーを探している人におすすめです。
第1位|KARCHER スチームクリーナー SC 2

出典:Amazon.co.jp
メーカー | KARCHER(ケルヒャー) |
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サイズ 幅×奥行×高さ |
254×380×260mm |
本体重量 | 2.9kg |
タンク容量 | 1,000ml |
タイプ | キャニスタータイプ |
加熱方式 | ボイラー式 |
噴射待ち時間 | 6分 |
連続噴射時間 | 最大30分 |
高温のスチームがガンコな汚れを浮かして落とす、スチームクリーナー
黄色と黒の切り返しカラーが目を引く、ケルヒャーのキャニスタースチームクリーナーです。
ボイラー内部で143℃にも達する超高温スチームは、油汚れやしつこいカビなどもしっかりと落とすことができます。
また、アクセサリーが豊富なのも特長。
フロアノズル用クロスが付属しているので、モップタイプのように使えることも嬉しいですね。
「レンジフードの油汚れがキレイに落ちる」
「洗剤で落ちなかった汚れが落ちた」
など、スチームの強力さを評価するクチコミが多く、実力の高さがうかがえます。
キャニスタータイプながらもコンパクトで軽く、高い場所でも苦になりませんので、超高温スチームで徹底的に家の掃除をしたい人におすすめです。
まとめ

今回は、スチームクリーナーの特徴や選び方を解説し、おすすめ商品を紹介してきました。
スチームクリーナーを選ぶときには、タイプと加熱方式に注目しましょう。
あわせて本体重量にも注目すると失敗がありません。
スチームクリーナーは日本ではまだまだポピュラーとはいえませんが、いちど使ってみればその実力がわかるはずです。
ガンコな油汚れやお風呂のカビに悩まされたら、ぜひスチームの力を試してみてください。