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イヤホンより高音質なモデルが多く、耳全体を覆うことでより音楽に没入できる「ヘッドホン」。
最近ではワイヤレスヘッドホンの人気も伸びていて、連続再生時間が格段に長いことも魅力のひとつです。
とはいえ、ますます選択肢が増えてきて選ぶのも一苦労。
そこで今回は、おすすめのヘッドホン10選を「有線モデル」「ワイヤレスモデル」「サラウンドモデル」の3部門に分けて人気ランキング形式でご紹介します。
ゼンハイザーやソニー、DENON、BOSEなどの有名メーカーを中心に、ハイスペックでクチコミ評価の高いモデルを徹底比較しました。
あわせて、音質に優れたヘッドホンを選ぶポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ヘッドホンを選ぶときにチェックすべき4つのポイント

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一口にヘッドホンと言っても、さまざまなメーカーから多種多様で幅広い価格帯のモデルが販売されています。
自分にピッタリなモデルを見つけるためには、以下4つの項目をチェックしましょう。
- ハウジングの構造
- ドライバー口径
- 再生周波数帯域
- 接続方式
どれも音質や利便性に直結する重要な項目で、欠かすことはできません。
音質に関しては人によって好みが分かれますが、基本的なことは知っておいて損はありません。
ハウジングの構造はヘッドホンの音質を大きく左右する

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イヤーカップとも呼ばれる「ハウジング」は、イヤーパッドの反対側にある部分の名称で、外観を決める重要なポイントでもあります。
さらにこの中には、振動して音を鳴らすドライバーユニットが格納されているため、ハウジングの構造は音質を大きく左右します。
大きくわけて「密閉型」と「開放型」の2種類がありますので、それぞれの違いを確認しておきましょう。
密閉型のヘッドホンは遮音性が高く、屋外用におすすめ

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密閉型はハウジングが密閉されているタイプで、遮音性が高く、音漏れが少ないことがメリット。
そのため、通勤・通学などの屋外での使用や、音楽モニター用として使われます。
ハウジング内で音が共鳴するため、音質としてはパワフルな低音域が魅力です。
その反面、音がこもっているような印象を受けることもあります。
ロックや打ち込み系の音楽を聴くならば、密閉型がおすすめです。
また密閉型のヘッドホンには、ノイズキャンセリング機能が搭載されたモデルが多い傾向にあります。
密閉型の遮音性をさらに引き上げ、快適なリスニング環境を構築することができます。
開放型はクリアな高音が魅力で、屋内用におすすめ

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オープンエアー型とも呼ばれる開放型のヘッドホンは、ハウジング部が密閉されていないタイプです。
空気が自由に出入りできるため、音質的には伸びのあるクリアな高音が出やすい傾向にあります。
また音のヌケがよいため、聴き疲れしにくいこともメリット。
いっぽうで、低音がやや弱くなることがあり、音漏れも大きくなります。
基本的には屋内での使用を想定している方におすすめで、音楽のジャンルとしてはジャズやボーカル物に向いています。
長尺のクラシックなどもよいでしょう。
ヘッドホンのドライバー口径は大きいほど音質UP

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ヘッドホンのハウジング内には、振動して音を鳴らす「ドライバーユニット」が格納されています。
ドライバーユニットの大きさを表したものが「ドライバー口径」で、一般的には口径が大きいほど音質が良いとされています。
目安としては、小型のヘッドホンで28〜40mm、大型のヘッドホンでは40〜60mmのドライバー口径が採用されています。
ただ口径はそこまで大きくなくとも、ドライバーの振動を低減させる特殊なフレームを採用することで、音質を向上させているようなモデルもあります。
大口径ドライバーを採用しているモデルほど、本体サイズ・重量も増す傾向にありますので、こだわりすぎず参考程度にとどめておくのがよいでしょう。
再生周波数帯域はヘッドホンの音域を示す数値

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再生周波数帯域とは、「低音と高音がどこまで出力できるか」というスペックをHzという単位で表したものです。
たとえば再生周波数帯域が「5Hz〜20kHz」のヘッドホンであれば、低音は5Hzまで、高音は20kHz(20,000Hz)まで出力できることを意味しています。
人が聴き取れる再生周波数帯域は20Hz〜20kHzと言われていますので、この帯域を目安とすればまず間違いありません。
あくまで、「音質」ではなく「音域」を左右する数値ではありますが、やはり再生周波数帯域が広ければ広いほど音に深みが出る傾向にあります。
よく聴く音楽や個人的な好みに合わせて、低音が好きな方は低音域、高音が好きな方は高音域が強いヘッドホンを選ぶとよいでしょう。
ヘッドホンの接続方式は有線かワイヤレスの2つ
ヘッドホンの接続方式には、有線と無線(ワイヤレス)があります。
当然ながら音質面では有線モデルが勝りますが、利便性や機能の多さではワイヤレスモデルに軍配が上がります。
どちらもメリット・デメリットがありますので、自分に合ったタイプを選ぶことが重要です。
また屋内で使うのか、屋外で使うのかなど、使用シーンを想定しておくと失敗がありません。
音質重視なら有線モデルのヘッドホンがおすすめ

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有線モデルのヘッドホンは、なんといっても音質の良さが魅力です。
上位モデルになればなるほど、その違いを感じることができるでしょう。
またワイヤレス接続の場合、電波環境が悪い場合などに音の遅延が発生することもありますが、有線接続であればこのような心配は無用です。
「充電切れで使えなくなってしまう」なんてこともありませんので、とにかく音に没入したい方には有線モデルのヘッドホンがおすすめです。
いっぽうで、ケーブル長の範囲でしか使用できない、カバンの中でケーブルが絡まる、などの点は人によってはストレスになるでしょう。
ちなみにワイヤレス接続であっても、LDACという規格に対応していればハイレゾ「相当」の音源を伝送することは可能ですが、有線接続であれば紛うことなきハイレゾサウンドを体験することができます。
ハイレゾの仕組みや視聴方法に関しては、以下の記事でくわしく解説しています。
利便性重視ならワイヤレスモデルのヘッドホンがおすすめ

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ワイヤレスモデルのヘッドホンは、ケーブルにとらわれない扱いやすさが魅力。
通信範囲内であれば、オーディオ端末から遠く離れていても聴くことができます。
さらにBluetooth接続による音声アシスタントやハンズフリー通話など、多数の機能が搭載されているモデルが多く、スマートフォンともシームレスに連携することができます。
充電の手間はネックになりますが、最近では20時間を超える連続再生が可能なモデルも多いので、そこまで気にする必要はないでしょう。
音質面で有線モデルに劣る理由は、ワイヤレス接続の場合は音声データを圧縮して伝送する必要があるから。
とはいえ最近のモデルは進化していますので、対応コーデックに注目して選べば充分に高音質再生が可能です。
音源を圧縮する方式のことを「コーデック」といい、代表的なものとしてはSBC、AAC、aptX、LDACの4つ。
SBCは基本規格で、iPhoneなどのApple製品で採用されている上位コーデックがAAC、主にAndroid端末で採用されている上位コーデックがaptXです。
つまり、iPhoneユーザーの方はAAC対応、Androidユーザーの方はaptX対応のヘッドホンがおすすめ。
また、ソニーが開発した高音質コーデック「LDAC」に対応したモデルであれば、ハイレゾ相当の音源を伝送できます。
有線モデル|ヘッドホンのおすすめ人気ランキング5選
それでは、まずは有線モデルのおすすめヘッドホン5選を人気ランキング形式でご紹介します。
有線モデルのヘッドホンを選ぶときは、ハウジングの構造やドライバー口径、再生周波数帯域をチェック。
ワイヤレスモデルと比べて機能は少ない傾向にありますが、持ち運びに便利な「折りたたみ機構」や、ノイズを軽減させ音の立ち上がりを良くする「バランス接続」など、各機種に搭載された機能も確認しておきましょう。
第5位|DENON 密閉型ステレオヘッドホン AH-D1100

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メーカー | DENON(デノン) |
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重量 | 189g |
ハウジングの構造 | 密閉型 |
ドライバー口径 | 50mm |
再生周波数帯域 | 5Hz~37kHz |
その他機能 | 折りたたみ機構 |
高音質設計の密閉型ステレオヘッドホン
デノンが販売する「AH-D1100」は、今回紹介する有線ヘッドホンのなかでも、とくにコスパに優れたモデルです。
10,000円を切る価格ながらも、50mmの大口径ドライバーを搭載し、再生周波数帯域も5Hz~37kHzとかなりの高性能を誇ります。
さらにヘッドバンドやイヤーパッド部には、低反発クッションや三次元縫製をほどこした合皮を採用するなど、こちらも上位機種に引けをとらない仕上がり。
「聴いていて疲れない」
「コスパがよく、大満足」
など、値段以上の性能が評価されています。
コスパのよい有線ヘッドホンを探している方には、とてもおすすめできるモデルです。
- 音質:★★★☆☆
- つけ心地:★★★☆☆
音質は「高音、中音、低音のバランスが良い」など、値段以上の評価がされているものの「自然な音ではない」といったレビューもあるため★3としました。
つけ心地に関しては、やや賛否が見られましたので★3としています。
第4位|Panasonic ステレオヘッドホン RP-HD10

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メーカー | Panasonic |
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重量 | 340g |
ハウジングの構造 | 密閉型 |
ドライバー口径 | 50mm |
再生周波数帯域 | 4Hz~50kHz |
その他機能 | ハイレゾ対応 折りたたみ機構 |
各楽器の音色を描きわけるハイレゾ音源再生対応高音質ヘッドホン
パナソニックの「RP-HD10」は、50mmの大口径ドライバーユニットを搭載した高音質ヘッドホンです。
残響が少なく振動減衰性に優れたドライバーフレームを使用しているため、スペック以上の音質を実現することに成功しています。
また装着性にもかなりのこだわりがあり、水平方向アジャスト機構を搭載することで、頭の形状に合わせた調整が可能です。
「高解像度で美しい中高音域が鳴る」
「ハイレゾ音源も充分に再生可能」
など、購入者の満足度が高く、地味ながらも隠れた名機であると言えるでしょう。
価格も他社製品の上位機種と比較すると安価ですので、手頃な価格でハイレゾ音源を楽しみたい方におすすめのヘッドホンです。
- 音質:★★★★☆
- つけ心地:★★★☆☆
中高音域はキレイに出力されますが、低音がやや物足りないというレビューもあったので、惜しくも音質は★4評価です。
つけ心地に関しては、クチコミは良好なものの、340gとやや重量があるため★4としました。
第3位|audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M50x

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メーカー | audio-technica(オーディオテクニカ) |
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重量 | 285g |
ハウジングの構造 | 密閉型 |
ドライバー口径 | 45mm |
再生周波数帯域 | 15Hz~28kHz |
その他機能 | 反転モニター機構 |
現場のニーズに応える高解像度モニターヘッドホン
オーディオテクニカの「ATH-M50x」は、レコーディングやミキシングなどに最適な完全プロ仕様のヘッドホンです。
音の傾向としてはフラットで、非常に解像度が高く、細かい音までよく聴こえます。
そのため趣味で音楽をやっている方や、原音に近い音質で音楽を楽しみたい方におすすめです。
前後90度に反転モニター機構があるため、ヘッドホンを首から掛けたままモニタリングする際にも便利です。
また1.2mと3mのストレートコードと、1.2mのカールコードが付属しているため、利用シーンに合わせて長さや特性を変えられるのも嬉しいポイント。
「購入して間違いないヘッドホン」
「実際にスタジオで演奏しているようなナチュラルな音が鳴る」
など、音質に関しての高評価が際立つヘッドホンです。
- 音質:★★★★★
- つけ心地:★★★★☆
解像度が高く、全体域がしっかりと出力されるので音質は★5としました。
つけ心地は良好ですが、自分での調整が必要なため★4としています。
第2位|SONY ステレオヘッドホン MDR-1AM2

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メーカー | SONY |
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重量 | 187g |
ハウジングの構造 | 密閉型 |
ドライバー口径 | 40mm |
再生周波数帯域 | 3Hz~100kHz |
その他機能 | ハイレゾ対応 リモコンつきマイク バランス接続対応 折りたたみ機構 アプリ対応 |
あらゆるジャンルの音楽をありのままの音を届ける
ソニーの「MDR-1AM2」は、新開発の40mmHDドライバーユニットを搭載した、ハイレゾ対応のヘッドホンです。
パワフルな低音域からクリアな高音域まで、なんと3Hz~100kHzの再生周波数帯域を誇ります。
また表面に合成皮革をあしらい、内部素材に低反発のウレタンフォームを採用したイヤーパッドのつけ心地も人気の秘密。
耳を完全に覆って装着するオーバーイヤータイプの弱点でもあった、吸放湿性の低さをしっかりと克服しています。
「軽くてつけ心地がよく、疲れない」
「低音から高音までキレイに聴こえる」
など、音質、つけ心地ともに良好なレビューが目立ちます。
ソニーらしい素直な音質が特長的なヘッドホンですので、いろいろなジャンルの音楽を聴く人にはとくにおすすめできます。
- 音質:★★★★★
- つけ心地:★★★★★
迫力がありつつも、バランスのとれた音をしっかりと鳴らせるため、音質は★5評価です。
つけ心地は紹介欄でも解説したとおりで、文句なしの★5としました。
第1位|SENNHEISER オープン型ヘッドホン HD 660 S

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メーカー | SENNHEISER(ゼンハイザー) |
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重量 | 260g |
ハウジングの構造 | 開放型 |
ドライバー口径 | 非公開 |
再生周波数帯域 | 10Hz~41kHz |
その他機能 | ハイレゾ相当 バランス接続対応 |
新しいトランスデューサーにより歪みを大幅に低減した新モデル
優れた音質で定評のある、ゼンハイザー製の開放型ヘッドホンです。
長い歴史をもつ音響メーカーならではのノウハウがぎっしりと詰まったモデルで、まさに「本物の音」を聴くことができます。
音の特長としては、ハッキリとした低音とリッチな中音域、自然な高音がバランスよくチューニングされ、極上のフラットサウンドが楽しめます。
また頑丈さでも定評があり、楕円状のイヤーカップが耳に優しくフィットするため、つけ心地もかなりのもの。
「素晴らしく心地よいサウンドを奏でてくれる」
「バランスがよく万能型」
など、クチコミに関しても音のよさ、バランスのよさで軒並み高評価を獲得している名機です。
とにかく音質重視でヘッドホンを探している方におすすめです。
- 音質:★★★★★
- つけ心地:★★★★★
音質に関しては多くのユーザーが称賛していることもあり、文句なしの★5です。
つけ心地も「疲れにくい」などの声が目立つため、★5としました。
ワイヤレスモデル|Bluetooth対応ヘッドホンのおすすめ人気ランキング3選
続いては、ワイヤレスモデルのおすすめヘッドホン3選を人気ランキング形式でご紹介します。
ワイヤレスヘッドホンを選ぶときは、対応コーデックやドライバー口径、再生周波数帯域をチェックしましょう。
あわせて、ノイズキャンセリングなどの機能や、連続再生時間も確認しておくと◎。
ただBeatsやBOSEに関しては、ドライバー口径や再生周波数帯域のスペックを非公開としているので、比較が難しいところではあります。
今回は、メーカーから公表されている情報やユーザーレビューなどを調査してランク付けを行いました。
ちなみにワイヤレスヘッドホンは、基本的に屋外でも使用することを想定しているため、ハウジングの構造はほぼすべて密閉型です。
第3位|Beats Studio3 Wireless ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン

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メーカー | Beats by Dr.Dre(ビーツバイドクタードレ) |
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重量 | 260g |
連続再生時間 | 約22時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ドライバー口径 | 非公開 |
再生周波数帯域 | 非公開 |
ノイズキャンセリング | 〇 |
その他機能 | オンイヤーコントロール 急速充電機能 Siri対応 |
ノイズから解放された、音の極み。
「Beats Studio3 Wireless」は、iPhoneをはじめとしたApple製品との親和性が非常に高いワイヤレスヘッドホンです。
Beatsは2014年にApple社の傘下に入っており、イヤホンにおいてもApple製品との親和性が高いことが特長。
音質の良さもさることながら、「リアルタイムオーディオキャリブレーション」により、遮断すべき音をリアルタイムで特定しながら最適なリスニング環境を構築してくれるスグレモノ。
「iPhoneとの互換性が素晴らしい」
「総合的にとても使いやすい」
など、iOSとの互換性や使いやすさへ対しての高評価レビューが目立ちます。
iPhoneをお使いの方には、とくにおすすめできるモデルです。
ファッショナブルなデザインも美しく、基本のブラックに加えてブルー、ポーセリンローズなど6種類のカラーバリエーションがあるのも大きな魅力です。
- 音質:★★★★☆
- つけ心地:★★★★☆
対応コーデックの数が少々物足りないため、音質は★4としています。
つけ心地に関しては、満足度の高いレビューが多いものの、人によっては「頭頂部が痛くなる」というレビューも見られたため★4です。
第2位|BOSE QuietComfort 35 wireless headphones II

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メーカー | BOSE |
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重量 | 234g |
連続再生時間 | 約20時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ドライバー口径 | 非公開 |
再生周波数帯域 | 非公開 |
ノイズキャンセリング | 〇 |
その他機能 | 音声アシスタント 急速充電機能 専用アプリ対応 ハンズフリー通話 |
ボーズ最高峰のヘッドホンが音声アシスタントに対応
「QC35 wireless headphones II」は、ヘッドホンやイヤホンの名機を数多く開発・販売しているBOSEの最新ワイヤレスヘッドホンです。
3段階で切り替え可能なノイズキャンセリングを搭載し、さまざまな環境で最適なリスニング空間を作り出すことが可能。
各種音声アシスタントにも対応しているため、操作性もバツグンです。
また万が一バッテリーが切れてしまっても、わずか15分の充電で2.5時間の再生ができ、付属のケーブルを使えば充電なしでも音楽を楽しめます。
「期待どおりのBOSEサウンドとノイズキャンセリング」
「トータルバランスに優れたワイヤレスヘッドホン」
といったような、高評価なクチコミが並びます。
ノイズキャンセリングや急速充電ともに優秀ですので、外出先で使用することが多い人におすすめのワイヤレスヘッドホンです。
- 音質:★★★★★
- つけ心地:★★★★★
BOSEらしい低音域が高評価されているため音質は★5ですが、BOSEサウンドがお嫌いな方は注意が必要です。
つけ心地に関しては高評価なレビューが多いため、★5としています。
第1位|SONY ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM2

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メーカー | SONY |
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重量 | 275g |
連続再生時間 | 約30時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC |
ドライバー口径 | 40mm |
再生周波数帯域 | 4Hz~40kHz |
ノイズキャンセリング | 〇 |
その他機能 | クイックアテンションモード アンビエントサウンドモード 専用アプリ対応 音声アシスタント対応 ハンズフリー通話 ワンタッチ接続(NFC)機能 マルチポイント マルチペアリング |
ノイズからもケーブルからも解き放たれ、こだわりの高音質に浸る
ソニーの「WH-1000XM2」は、さまざまな機能を備えた高性能ワイヤレスヘッドホンです。
とくにノイズキャンセリングの性能は、多くのユーザーの支持を集めています。
「アンビエントサウンドモード」や「クイックアテンションモード」など多彩なモードを搭載し、音楽を聴いているときでも、周囲の音をしっかり確認、キャッチすることができます。
また、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を伝送可能な上位コーデック「LDAC」にも対応。
そのほかAACやaptXにも対応していますので、再生端末を問わずおすすめできるヘッドホンです。
「ノイズキャンセリング機能が素晴らしい」
「ずっと装着していても耳が痛くならない」
など、満足度の高いレビューがずらりと並び、実力と人気の高さがうかがえます。
- 音質:★★★★★
- つけ心地:★★★★★
音質は対応コーデックの多さやクチコミなどを考慮して、文句なしの★5です。
立体縫製イヤーパッドを採用し、「疲れにくい」といったレビューも見られるため、つけ心地も★5としました。
サラウンドモデル|ヘッドホンのおすすめ人気ランキング2選
最後に、サラウンドモデルのおすすめヘッドホンを2つご紹介します。
サラウンドヘッドホンとは、音を立体的に感じさせることで、まるで映画館にいるような臨場感のあるサウンドを表現できるモデルのこと。
「5.1ch」や「7.1ch」のように表記されますが、この数字はスピーカーの数に対応しています。
たとえば「5.1ch」であれば、5つのスピーカーと1つのサブウーファーで構成された音場を、擬似的に作り出すということを意味します。
夜中でも気兼ねなく大音量かつリアルな立体音響が楽しめるので、映画鑑賞やゲームをすることが多い人にはとてもおすすめです。
第2位|Panasonic デジタルワイヤレスサラウンドヘッドホンシステム RP-WF70

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メーカー | Panasonic |
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重量 | 227g |
サラウンド | 7.1ch |
連続再生時間 | 約15時間 |
ドライバー口径 | 40mm |
再生周波数帯域 | 10Hz~24kHz |
臨場感溢れる7.1chサラウンドを実現
パナソニックの「RP-WF70」は、機能と価格のバランスに優れたサラウンドヘッドホンです。
リスニングエリア最大30mかつ、臨場感溢れる7.1chサラウンドなので、家に居ながらにして手軽に大迫力の映画やスポーツ、ゲームを楽しむことができます。
付属の充電式電池のほかにも、市販のアルカリ乾電池やeneloopなどの充電式電池も使用できる互換性の高さも魅力のひとつ。
「サラウンド感は充分。低音もしっかり出る」
「乾電池が使えるのはとても便利」
など、音質もそれなりに評価されており、扱いやすさに関しては満足度の高いレビューが並びます。
手頃な価格で本格的なサラウンドを体験してみたい方におすすめです。
- 音質:★★★☆☆
- つけ心地:★★★★☆
レビューを見る限り、音質は賛否が別れているので★3としています。
つけ心地は「軽くてイヤーパッドがやわらかい」というレビューが見られたため、★4としています。
第1位|SONY デジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-HW700DS

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メーカー | SONY |
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重量 | 320g |
サラウンド | 9.1ch |
連続再生時間 | 約12時間 |
ドライバー口径 | 50mm |
再生周波数帯域 | 5Hz~25kHz |
世界初9.1ch3DVPTが臨場感あふれるサラウンド音場を再現
「MDR-HW700DS」は、ソニーのベストセラーサラウンドヘッドホンです。
VPTと呼ばれるソニー独自のバーチャルサラウンド技術により、映画館にいるような臨場感溢れる音が楽しめます。
シネマモードやゲームモード、ボイスモードが搭載されており、映画でもゲームでも常に最適なリスニング環境を構築します。
さらに約30分の充電で2時間の再生ができる急速充電も備えていますので、急な使用時にもすぐに対応可能。
「ものすごい重低音で、映画鑑賞にはピッタリ」
「音質もよく、音の動きがしっかりとわかる」
など、音質面ではとくに良好なクチコミが並びます。
映画やゲームを大音量・高音質で楽しみたい方におすすめのサラウンドヘッドホンです。
- 音質:★★★★★
- つけ心地:★★★★☆
音質に関しては高評価なクチコミが多く、再生周波数帯域も可聴域をしっかりとカバーしているので★5としています。
低反発イヤークッションを採用し、3Dメガネ装着時にも苦にならないため、つけ心地は★4としました。
まとめ

出典:Amazon.co.jp
今回は、おすすめのヘッドホン10選を「有線モデル」「ワイヤレスモデル」「サラウンドモデル」の3部門に分けて人気ランキング形式でご紹介してきました。
有線モデルのヘッドホンを選ぶときは、ハウジングの構造やドライバー口径、再生周波数帯域を確認しましょう。
ワイヤレスモデルから選ぶ場合は、対応コーデックと連続再生時間は要チェックです。
どんな環境で聴くか、どんな音質がマッチするか、あらかじめ想定しておくと、自分にピッタリなヘッドホンが見つけられるはずです。
買い替え組の方もヘッドホンデビューの方も、ぜひ本記事を参考にお気に入りの一台を見つけてくださいね。