驚くほどダイナミックなサウンドを、ヘッドホンで楽しめるようになる「ヘッドホンアンプ」。
「ポタアン」ことポータブルヘッドホンアンプも人気ですが、より音質を重視するなら据え置き型がおすすめです。
そこで今回は、ヘッドホンアンプの選び方を解説するとともに、据え置き型のおすすめ商品10選を人気ランキング形式でご紹介。
TEACの「UD-505」や、FOSTEXの「HP-A4」、ラックスマンの「P-750u」といった名機をはじめ、ソニー、デノン、ゼンハイザーなどの人気メーカーからも厳選しました。
PCに接続するだけで使えるUSB給電の商品や、入門におすすめのコスパ優秀モデルも!
ヘッドホンからの音がより高音質に!ヘッドホンアンプとは?

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アンプはスマホや携帯プレイヤーにも内蔵されていますが、コストや大きさの問題で性能が低いものも多く、最新機種だとしてもよい音を鳴らせるとは限りません。
そこで登場するのがヘッドホンアンプ。
音声信号の増幅能力がより高いため、音源やヘッドホンがもつ本来の音を楽しめるのです。
DACとは何が違うの?

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DACとはデジタル信号をアナログ信号に変換する機器のことで、スマホや携帯オーディオプレイヤーにも搭載されています。
つまりスマホやPCなどのデジタル音源を楽しむためには、デジタル信号をアナログ信号に変換する必要があるのです。
そこで重要になるのが、このDACの性能。
しかし、スマホなどのDACはコストやサイズの問題から性能が低いことも多く、デジタル音源からアナログ音源に変換する際に音源データが劣化してしまいます。
そのため、高音質でデジタル音源を楽しむために専用の外付けDACが使われるのです。
また最近のヘッドホンアンプは、高性能なDACが搭載されているモデルも多いためDAC単品としても使える機種が多く、DACとの線引が曖昧になってきているのが現状です。
DAC(USB-DAC)については、以下の記事でもくわしく説明しています。
ヘッドホンアンプはどう選ぶ?入出力端子やハイレゾ対応をチェック!
ヘッドホンの音質を向上させてくれるヘッドホンアンプですが、より自分にあった製品を選ぶためには以下の4項目をチェックしましょう。
- 据え置きかポータブルか
- 入力端子
- 出力端子
- ハイレゾ対応
どの項目も、音質に関わる重要なポイントです。
また多くの場合、ヘッドホンアンプが優秀でもヘッドホンが低スペックだとその性能を活かしきれません。
ヘッドホン側もアンプに合わせたスペックのものを用意することで、より高音質な音楽を楽しむことができますよ。
ヘッドホンについては以下の記事でくわしく紹介していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
ヘッドホンアンプには据え置き型とポータブル型の2種類がある
まずヘッドホンアンプには、「据え置き型」と持ち運べる「ポータブル型(ポータブルヘッドホンアンプ/ポタアン)」の2種類があります。
それぞれの違いを以下で見ていきましょう。
音質にこだわりたい方は据え置き型がおすすめ!

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また端子の数も多くとれるため、さまざまな機器につなぐことも可能。
総じて高性能かつ高機能な点が魅力ですので、とくに音質にこだわりたい方におすすめです。
外出時に音楽を聴く方にはポータブル型がおすすめ!

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通勤や通学などの外出時でも、気軽に高音質な音楽を楽しむことができます。
そのため、外出時にヘッドホンを使うことが多い方におすすめです。
今回は、据え置き型のヘッドホンアンプに絞ってご紹介していきます。
ポータブルヘッドホンアンプをお探しの方は、ポタアンについて詳しく紹介・解説している以下の記事を参考にしてください。
再生機器によって端子が変わる!入力端子をチェック!

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入力端子とは、CDプレーヤーやスマホなどの再生機器から送られた情報を入力する端子のことで、音源を再生する機器に接続します。
以下に代表的な入力端子をまとめました。
端子 | 特徴 |
---|---|
光デジタル端子 | 光ファイバーを利用したケーブルを用いて、音声をデジタル信号で伝送するための端子。ノイズに強く音の劣化が少ない。 |
同軸デジタル端子 | 光デジタル端子と同じく、音声をデジタル信号で伝送するための端子。端子の形状はRCAと同じ。 |
アナログ端子 | RCA端子・ピンジャックともいわれる。カセットデッキやレコードプレーヤーなど、アナログ出力しかできない再生機器に対応するための入力端子。 |
USB端子 | スマホやPCなどのデジタル音源を、USBケーブルを接続して再生することが可能になる端子。 |
ヘッドホンアンプに接続する再生機器が、どの出力に対応しているのかをあらかじめ確認してから、必要な入力端子をピックアップするようにしましょう。
たとえば、スマホやPCを再生機器として使用する場合は、デジタル音源を伝送できるUSB入力端子に対応しているヘッドホンアンプがおすすめです。
出力端子の数や種類、バランス出力に対応しているかもチェック!

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そのほか、光デジタル入力に対応しているDACやスピーカーとの接続に使用する「光デジタル端子」や、光デジタル入力ができないオーディオ機器への接続に使用する「アナログ端子」などもあります。
以下にそれぞれの特徴をまとめました。
端子 | 特徴 |
---|---|
ヘッドホン端子 | ヘッドホンを接続する端子。ミニプラグ(直径3.5mm)と標準プラグ(直径6.3mm)などがある。 |
光デジタル端子 | 光ファイバーを利用したケーブルを用いて、音声をデジタル信号で伝送するための端子。ノイズに強く音の劣化が少ない。 |
アナログ端子 | スピーカーなどのオーディオ機器のアナログ入力端子に接続するときに使う端子。形状は入力端子のアナログ出力と同様 |
また音質にこだわりたい方は、以下で解説する「バランス出力」に対応しているかもチェックしておきましょう。
音質にこだわるならバランス出力に対応しているかをチェック!
バランス出力とは、別名「バランス接続」「バランス駆動」とも呼ばれている左右の音を完全に分離する接続方式のこと。
右と左の音が混信してしまうクロストークをおさえ、よりクリアで細かい音の表現が可能になります。
通常のアンバランス出力と比べて違いがかなり出ますので、音質にこだわる方はバランス出力に対応した商品を選ぶとよいでしょう。
ちなみに、ヘッドホン側もバランス出力に対応している必要がありますので注意してください。
ハイレゾ対応のヘッドホンアンプを選んだ方がいいのはどんな人?

ヘッドホンアンプを選ぶときには、ハイレゾに対応しているかどうかもチェックすべきポイントのひとつです。
ハイレゾとはCDよりも多くの情報が詰め込まれた音源のことで、より原音に近い再生が可能になります。
具体的な数値としては、サンプリング周波数96kHz以上、ビット数は24bit以上の商品をおすすめします。
なおハイレゾ音源を再生するためには、ハイレゾ音源に対応したオーディオ機器が必要です。
つまり、ハイレゾ音源環境が整っていない方はとくに気にする必要がありませんし、ハイレゾ音源を所持していない場合も同様です。
ご自分の再生環境や、音楽ライブラリと相談して選ぶとよいでしょう。
ハイレゾやサンプリング周波数についてくわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
とにかく音にこだわるならDSD方式に対応しているかもチェック

ハイレゾ音源をデジタル化する方式として、これまでは「PCM方式」が主流でしたが、最近では「DSD方式」と呼ばれるフォーマットが登場しました。
このDSD方式は、PCM方式よりも高いサンプリング周波数をもっていて、なめらかで透明感のある音が特長です。
ただ、DSD音源を所持していない方はとくに気にする必要はありません。
DSD音源をもっていて、より音源に忠実な再生を楽しみたい方は、DSD方式に対応した製品を選ぶのがおすすめです。
徹底比較!据え置き型ヘッドホンアンプのおすすめ人気ランキング10選
これまでのおさらいとして、据え置き型のヘッドホンアンプを選ぶときには以下の3項目に注目しましょう。
- 入力端子
- 出力端子
- ハイレゾ対応
また、アンプの「サイズ」も忘れずにチェックしましょう。
あらかじめ自分がどこにアンプを置くかを考えておくことで、設置スペースの問題を事前に解決することができます。
それでは、据え置き型ヘッドホンアンプのおすすめ人気ランキングTOP10を発表します。
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第10位|ゼンハイザー ヘッドフォンアンプ HDV 820

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メーカー | Sennheiser(ゼンハイザー) |
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サイズ | 224×44×306mm |
入力端子 | 光デジタル端子、同軸デジタル端子、アナログ端子(2)、USB端子 |
出力端子 | ヘッドホン端子(4)、アナログ端子 |
バランス出力 | 〇 |
ハイレゾ対応 | 〇(DSD:〇) |
DSDネイティブ再生に対応した高品質なヘッドホンアンプ
ゼンハイザーの「HDV 820」は、ハイレゾやDSD再生に対応した高品質なヘッドホンアンプです。
前身モデルの「HDVD800」も人気の商品でしたが、より高品質なD/Aコンバータを搭載することで音質面を強化しています。
入力端子は光デジタル・同軸デジタル・アナログ・USBが装備されていますので、さまざまなオーディオに接続可能な汎用性の高さも大きな魅力。
また性能面だけでなくデザインもシンプルで美しく、とくにアノダイズドブラックに仕上げられたボディは、高級オーディオと並べてもなんら遜色ありません。
クチコミでは、音質面やデザイン面が高く評価されています。
オシャレで高音質再生が可能なヘッドホンアンプを探している方におすすめです。
第9位|オーディオ・テクニカ ヘッドホンアンプ AT-HA21

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メーカー | オーディオ・テクニカ |
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サイズ | 105×44×142mm |
入力端子 | アナログ端子(2) |
出力端子 | ヘッドホン端子(2) |
バランス出力 | ✕ |
ハイレゾ対応 | 〇 |
ハイレゾ再生に対応したコンパクトなヘッドホンアンプ
オーディオ・テクニカの「ヘッドホンアンプ AT-HA21」は、105×44×142mmのコンパクトさが魅力の商品です。
デスク周りなどに置いてもジャマになりませんので、とても扱いやすいモデルです。
ボディには高剛性アルミ合金を採用し、ダイキャストフロントパネルにより振動を抑え、不要な振動によって起こってしまうノイズや歪みを低減させています。
出力端子は6.3mmステレオ標準ジャックと、3.5mmステレオミニジャックが装備されていますので、2台のヘッドホンを同時に使用することもできます。
クチコミでは音質面が高く評価されていて、フラットな音色に関しても好意的なレビューが目立ちます。
コンパクトで扱いやすいヘッドホンアンプを探している方におすすめです。
第8位|RME ヘッドホンアンプ Babyface Pro

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メーカー | RME |
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サイズ | 108×35×181mm |
入力端子 | 光デジタル端子、USB端子、アナログ端子(4) |
出力端子 | ヘッドホン端子(2)、光デジタル端子、アナログ端子(4) |
バランス出力 | 〇 |
ハイレゾ対応 | 〇 |
音楽制作にも使えるヘッドホンアンプ
「RME Babyface Pro」は、多数の入出力端子にくわえて、MIDI入出力も可能なヘッドホンアンプです。
付属のブレークアウト・ケーブルを使うことで、オーディオだけでなく音楽制作機器も接続可能。
アナログ端子は入出力ともに4系統が装備されていますので、使い勝手はバツグン。
USB端子から直接給電することもできるので、電源がとれない状況でも使うことができます。
また周辺機器も同梱できる専用のハードケースが付属していますので、持ち運びや補完にも便利な商品です。
クチコミでは、音質や使い勝手が高く評価されています。
音質を求める方はもちろん、音楽制作などで使えるヘッドホンアンプを探している方にはとくにおすすめのモデルです。
第7位|ソニー DAC内蔵ヘッドホンアンプ TA-ZH1ES

出典:Amazon.co.jp
メーカー | ソニー |
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サイズ | 306×168×367mm |
入力端子 | 光デジタル端子、同軸デジタル端子、アナログ端子、USB端子 |
出力端子 | ヘッドホン端子(5) |
バランス出力 | 〇 |
ハイレゾ対応 | 〇(DSD:〇) |
新開発のD.A.ハイブリッドアンプを搭載!豊富なヘッドホン端子も魅力!
ソニーの「DAC内蔵ヘッドホンアンプ TA-ZH1ES」は、デジタルノイズや歪みの少ない「D.A.ハイブリッドアンプ」を搭載した商品です。
さらに、入力されたPCM音源をDSD相当の音質に変換できる「DSDリマスタリングエンジン」や、圧縮時に失われてしまった音域を復元する「DSEE HX(TM)」など、音源をアップスケールさせることのできる技術が多数投入されています。
そのため、CDやMP3などの音源も高音質で出力可能な点が大きな魅力。
ハイレゾやDSDといった音源をもっていなくても、迫力のある音楽体験を楽しめますよ。
クチコミではアップスケーリングに関して高評価が並んでおり、バランス出力による分離のよさも称賛されています。
CDや圧縮音源も高音質で聴きたいといった方にはとくにおすすめのヘッドホンアンプです。
第6位|LUXMAN ラックスマン ヘッドホンアンプ P-750u

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メーカー | LUXMAN(ラックスマン) |
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サイズ | 440×92×400mm |
入力端子 | アナログ端子(3) |
出力端子 | ヘッドホン端子(3) |
バランス出力 | 〇 |
ハイレゾ対応 | 〇 |
著名オーディオメーカーのフラッグシップ・ヘッドホンアンプ
ラックスマンの「ヘッドフォンアンプ P-750u」は、多くのオーディオ愛好家から高い評価を受けている「P-700u」をベースに、各機能をブラッシュアップしたフラッグシップモデルです。
左右のレベル調整や、音量ポジションによる音の調節などを超高精度でおこなえる電子制御アッテネーター「LECUA」、さらには微小な音もしっかりと再現できる帰還回路「ODNF」など、さまざまな技術が採用されています。
またアンバランス接続時でも、4チャンネルをパラレルで駆動させることにより明確な音の分離を実現。
クリアでダイナミックな音を楽しめるので、クチコミでも音質面に関してとても高い評価を得ています。
音にこだわりのある方にはとくにおすすめのヘッドホンアンプです。
第5位|TEAC ティアック USB DAC / ヘッドホンアンプ UD-505

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メーカー | TEAC(ティアック) |
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サイズ | 290×84.5×248.7mm |
入力端子 | 光デジタル端子、同軸デジタル端子、アナログ端子、USB端子 |
出力端子 | ヘッドホン端子(2)、アナログ端子 |
バランス出力 | 〇 |
ハイレゾ対応 | 〇(DSD:〇) |
細部にまでこだわって設計されたハイスペックな商品!
ティアックの「USB DAC / ヘッドホンアンプ UD-505」は、同社の60年以上にも渡る音響機器のノウハウと、最新技術が惜しみなく投入されたハイスペックな商品です。
D/Aコンバーター部には、旭化成エレクトロニクス社の最上位モデルである「VERITA AK4497」を合計2基搭載。
バランス出力時はもちろんのこと、アンバランス出力時でも4回路を使用してノイズや歪みの少ないクリアでパワフルな音を出力可能。
またBluetooth接続も可能で、コーデックもaptX HDやAAC、LDACなど幅広く対応。
ワイヤレス再生でも高音質な音楽を楽しめる点も大きな魅力です。
クチコミでは、高音質音源の再生に関してとくに高い評価が見られました。
Bluetooth接続できるヘッドホンアンプを探している方には、とくにおすすめの商品です。
第4位|FX-AUDIO DAC-X6J ヘッドフォンアンプ

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メーカー | FX-AUDIO |
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サイズ | 98×32×148mm |
入力端子 | 光デジタル端子、同軸デジタル端子、アナログ端子、USB端子 |
出力端子 | ヘッドホン端子 |
バランス出力 | ✕ |
ハイレゾ対応 | 〇 |
コスパに優れたヘッドホンアンプ!
FX-AUDIOの「DAC-X6J」は、低価格ながらも必要な機能は一通り揃ったコスパ優秀なヘッドホンアンプです。
入力端子には光デジタル端子、同軸デジタル端子、アナログ端子、USB端子が用意されていて、さまざまなオーディオ機器に幅広く対応できます。
また98×32×148mmと比較的コンパクトな点も好印象で、デスク周りに置いてもジャマにならないことから、PCオーディオシステムに組み込むのもよさそうです。
DSDには未対応なものの、ハイレゾ音源に関してはしっかりと出力できますので、価格以上の音質を実現している商品だといえるでしょう。
クチコミでは、コスパのほかにも音質が高く評価されています。
ヘッドホンアンプ初心者の方や、コスパに優れたモデルを探している方にはとくにおすすめです。
第3位|Denon デノン ヘッドホンアンプ DA-310USB

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メーカー | Denon(デノン) |
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サイズ | 180×71×197mm |
入力端子 | 光デジタル端子(2)、同軸デジタル端子、USB端子 |
出力端子 | ヘッドホン端子 |
バランス出力 | ✕ |
ハイレゾ対応 | 〇(DSD:〇) |
高音質なフルデジタル・プロセッシング・ヘッドホンアンプ
デノンの「DA-310USB」は、同社の音質面のこだわりが随所に感じられる商品です。
デジタル入力信号をアナログ変換せずに処理することで音質の劣化を防ぎ、原音に忠実な再現が可能。
また高速デジタルアイソレーターを搭載することで、USB入力や同軸デジタル入力時にPCなどから流入する高周波ノイズを排除できます。
そのため、再生デバイスを問わずクリアな音を出力可能です。
さらに、ヘッドホンの能率やインピーダンスにあわせて3段階でゲインを切り替えられる機能や、0.5dB刻みで細かく調整できるボリュームコントロールなどもあり、オーディオ上級者でも満足できる高性能かつ高機能なヘッドホンアンプとなっています。
クチコミでは、音質面や使い勝手に関して満足度の高いレビューが見られました。
機能性が高く、カスタマイズしやすいヘッドホンアンプを探している方におすすめです。
第2位|FOSTEX フォステクス HP-A4 DAコンバータ&ヘッドホンアンプ

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メーカー | FOSTEX(フォステクス) |
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サイズ | 133×34×155mm |
入力端子 | 光デジタル端子、USB端子 |
出力端子 | ヘッドホン端子、光デジタル端子、アナログ端子 |
バランス出力 | ✕ |
ハイレゾ対応 | 〇(DSD:〇) |
USB給電で使いやすいヘッドホンアンプ!
フォステクスの「HP-A4 DAコンバータ&ヘッドフォンアンプ」は、USB給電が便利な商品です。
PCなどに接続するだけで使えますので、外出先やオフィスでの使用にピッタリ。
ハイレゾ・DSD再生に対応しており、音質面でも高性能なモデルです。
さらにロールオフ特性やカットオフ周波数を、音源にあわせて自動で切り替えるデジタルフィルターが搭載されているため、より聴きやすくて高音質な音楽を楽しめます。
またWindows、Mac両方で使えるフリーソフト、「Fostex Audio Player」を使用すれば、高音質ファイルの再生もカンタンにおこなうことが可能になります。
クチコミでは、AC電源不要で使える手軽さが高く評価されています。
USB給電が便利ですので、PCに接続して使用できるヘッドホンアンプを探している方におすすめです。
第1位|Marantz マランツ HD-DAC1 ヘッドホンアンプ

出典:Amazon.co.jp
メーカー | marantz(マランツ) |
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サイズ | 250×90×270mm |
入力端子 | 光デジタル端子、同軸デジタル端子(2)、アナログ端子、USB端子(2) |
出力端子 | ヘッドホン端子、アナログ端子(2) |
バランス出力 | ✕ |
ハイレゾ対応 | 〇(DSD:〇) |
PCにもハイエンドオーディオにも使える便利な1台!
栄えある第1位に輝いたのは、高級感あふれるデザインが印象的なマランツの「HD-DAC1」。
USB端子を使えばPCと接続することもできる、汎用性の高さが大きな魅力。
PCから流入したり、本体の回路で発生してしまう高周波ノイズを抑えて音質の劣化を防ぐ「デジタル・アイソレーション・システム」が優秀で、PCオーディオを構築する際にはとても役立ちます。
またDSDのダイレクト変換に対応したD/Aコンバーター「CS4398」や、振動による音質への影響を抑えるダブルレイヤードシャーシを採用するなど、各部品の一つひとつがこだわりを感じさせる点も好印象。
PCだけでなく本格的なオーディオシステムに組み込んでも、実力を発揮してくれるヘッドホンアンプです。
クチコミでは、PCオーディオとしての使用に関してとくに高い評価が見られました。
そのため、PCと接続して使える高品質なヘッドホンアンプを探している方におすすめです。
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まとめ
今回は、据え置き型ヘッドホンアンプのおすすめ10選を人気ランキング形式でご紹介してきました。
ヘッドホンアンプを選ぶときには、タイプや入出力端子、ハイレゾ対応などに注目しましょう。
ヘッドホンアンプはニッチなオーディオ機器ではありますが、普段からヘッドホンを使っている方にとっては最適のアイテムです。
クチコミでも、多くの方が「音が劇的によくなった!」と称賛している声ばかりですので、ぜひとも購入を検討してみてくださいね。