
季節や天候を問わず、洗濯物をふわっと仕上げることができる「衣類乾燥機」。
部屋干しのニオイが気になる…
花粉やPM2.5のせいで洗濯物が干せない…
コインランドリーで乾燥させたようなふんわりタオルを使いたい…
そんなあなたにピッタリなのが衣類乾燥機!
洗濯物を放り込むだけで、衣服やバスタオルを驚くほどふっくらと仕上げることができます。
その魅力は「もっと早く買っておけばよかった」と、多くのユーザーが声を揃えるほど。
今回は、便利で高機能な衣類乾燥機のおすすめ商品を厳選して紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
衣類乾燥機と除湿機の違いは?あなたにはどっちがおすすめ?

出典:Amazon.co.jp
ただ、衣類乾燥の仕上がりにこだわるなら、やはり衣類を乾燥させることに特化している「衣類乾燥機」は捨てがたいアイテムです。
衣類乾燥機には、ガス式と電気式の2種類がありますが、ともに乾燥性能が高く、乾くスピードが早いことが特長です。
また熱をしっかりあてるので、衣類がふんわり仕上がることも大きなメリット。
乾燥コースとしても、除菌コースや厚物コース、シワとりコースなど、洋服の素材や状態に合わせて選べる製品もあります。
いっぽうで除湿機は、送風によって衣類を乾燥させることができます。
除湿をしながら乾燥できることが利点で、ニオイもこもりにくく、雑菌も繁殖しにくい空間をつくることができます。
単に風をあてて乾かすだけでなく、シャープのプラズマクラスターに代表される、除菌・脱臭機能がついた商品が多く販売されています。
このような機能がついた除湿機は、「衣類乾燥除湿器」とも呼ばれます。
衣類乾燥機と除湿機は、それぞれ以下のような人におすすめです。
- 衣類乾燥機⇒タオルや衣類をふんわり乾燥させたい人におすすめ!
- 除湿器⇒部屋干しが多く、部屋の除湿もしたい人におすすめ!
ベストな衣類乾燥機を選ぶには、この3つのポイントを比較しよう!
衣類乾燥機は、各メーカーがさまざまな商品を発表していますので、どうしてもどれを選べばよいか悩んでしまいがちです。
そこでおすすめなのが、以下の3つのポイントに注目することです。
- 乾燥方式
- 乾燥容量
- 乾燥コース
上記の3点は各モデルとも共通の項目ですので、比較の際に役立ててみてください。
以下の項目で、それぞれについてくわしく解説していきます。
まずは乾燥方式をチェック!乾燥性能やコストが変わる!

衣類乾燥機の乾燥方式は、以下の2つにわかれます。
- 電気式:電気の力で乾燥させるタイプ
- ガス式:都市ガスやプロパンガスを使用して衣類を乾燥させるタイプ
各方式の特徴を以下にまとめました。
電気式 | 比較項目 | ガス式 |
---|---|---|
価格帯が広い | 本体価格 | やや高い |
とくになし | 設置コスト | 25,000円~ |
約92円 | 光熱費* | 約40円 |
〇 | 乾燥性能 | ◎ |
180分 | 乾燥時間* | 50分 |
反面、ガスと比べると乾燥時間が長く、乾燥性能がやや低いことがデメリットです。
初期コストをかけず、手軽に衣類乾燥機を設置したい方におすすめです。
いっぽうガス式は、光熱費の安さや乾燥性能の高さ、乾燥時間の短さが魅力。
ただ、設置コストや本体価格の高さがネックとなりそうです。
設置場所にも気を使わなければいけません。
衣類を早く乾燥させたい方や、乾燥機能にこだわる方、洗濯物が多いご家庭はガス式がおすすめだといえるでしょう。
自分に合った乾燥容量は洗濯物の量で確認!
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出典:Panasonic
衣類乾燥は比較的時間がかかるため、何度もかけるのは面倒なもの。
乾燥機にどのくらいの衣類が入るかを示した乾燥容量は、必ずチェックするようにしましょう。
参考として、頻繁に出る洗濯物の目安重量を上記の図で確認してみましょう。
一般的には、1人につき1日あたり約1.5kgの洗濯物が出るといわれています。
これが2人暮らしであれば3kg、4人家族であれば6kgとなります。
これを目安として、あなたに合った乾燥容量の商品を選びましょう。
仕上がりが変わる!乾燥コースは衣服の素材や状態で選ぼう!

衣類乾燥機は、衣服の素材や状態に合わせてさまざまな乾燥コースを選択することが可能です。
商品を選ぶときは、どんな機能がついているか確認することで、より便利に使用できることでしょう。
たとえば、Rinnai 乾太くん RDT-52Sは、ジーンズや厚手の服などの乾燥に向いた「厚物コース」を搭載しています。
ほかにもフリルなどついた洋服向けに「デリケートコース」も用意されています。
乾燥させる衣類の素材が多様な方は、このような機能のついた商品が向いています。
ほかにもHITACHI 衣類乾燥機 DE-N40WXなどの機種には、「干す前コース」という短時間だけ乾燥させて干したときの乾きを早くし、シワを少なくする機能がついているものもあります。
天気がよいときはできるだけ外で干したい方は、上記の機能のついたモデルを選ぶとよいでしょう。
このように、衣類乾燥機は洗濯物が干せないときや、タオルなどをふっくら仕上げたいときに大活躍してくれる家電です。
そして、ふっくら仕上げといえばもうひとつ注目したいのが「ふとん乾燥機」。
梅雨時や花粉の時期などでも干したてのような布団で眠れ、衛生面もバッチリです。
ふとん乾燥機に関しては、以下の記事でくわしくご紹介していますので、合わせて参考にしてみてくださいね。
仕上がりふっくら!衣類乾燥機のおすすめ人気ランキングTOP10!
各社ともさまざまな商品を開発・販売していますが、衣類乾燥機を選ぶにあたってまずは乾燥方式に注目しましょう。
電気式かガス式かによって「設置コスト」「光熱費」「乾燥性能」などが大きく変わり、どちらも一長一短あります。
どのくらいの洗濯物が出るか?
どんな素材の洗濯物があるか?
などもイメージしておくことで、あなたに最適な乾燥容量や乾燥コースがわかるはずです。
それでは、衣類乾燥機の人気ランキングを発表していきます!
第10位|ALUMIS 小型衣類乾燥機 ASD-25W

出典:Amazon.co.jp
メーカー | アルミス |
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サイズ 幅×奥行き×高さ |
495×410×605mm |
本体重量 | 17kg |
乾燥方式 | 電気式 |
乾燥容量 | 2.5kg |
乾燥コース | 冷風・熱風2段階選択可能 |
部屋干しの決定版!花粉症対策にも!
ASD-25Wは衣類乾燥機のなかでも、かなりコンパクトなタイプの製品です。
重量も17kgと軽く、狭い部屋でもさほど設置場所に困らないため、一人暮らしの方におすすめです。
コスパのよいシンプルな機種ですが、冷風と熱風を選択できるなど、乾燥させる衣類の素材によって使いわけられることも大きな魅力。
「コスパがよく、しっかりと乾く」
「コンパクトサイズの乾燥機としては優秀」
クチコミでは上記のような意見が目立ち、値段以上の評価をされているようです。
いっぽうで「音がうるさい」といったレビューも散見されますので、集合住宅に住んでいる方などは注意が必要です。
第9位|K's Wave 小型衣類乾燥機 MYWAVE WARM DRYER3.0

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メーカー | K’s Wave(ケーズウェーブ) |
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サイズ 幅×奥行き×高さ |
490×400×585mm |
本体重量 | 17kg |
乾燥方式 | 電気式 |
乾燥容量 | 3kg |
乾燥コース | タイマー(20分刻み) |
小さくてもたっぷり乾燥!小型衣類乾燥機
奥行き400mmのコンパクトさが魅力の衣類乾燥機です。
スタイリッシュなデザインも特長的で、タッチパネルの液晶もキレイです。
そのため、洋服好きな若い方におすすめできるモデルです。
機能面の特長として、洗濯物の湿度に合わせて温度を自動で調節してくれるため、面倒な設定は一切必要ありません。
また衣類が乾いたときには自動的に運転が終了するため、余計な電気代がかからない点も好印象です。
クチコミを見てみると、「乾燥性能は値段なりといった評価」で、衣類乾燥機としての機能はじゅうぶんそなえた機種だといえそうです。
第8位|SHARP 衣類乾燥機 KD-55F

出典:Amazon.co.jp
メーカー | SHARP |
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サイズ 幅×奥行き×高さ |
630×516×670mm |
本体重量 | 26kg |
乾燥方式 | 電気式 |
乾燥容量 | 5.5kg |
乾燥コース | 除菌コース 干す前コース タイマー(15分/30分/60分) 仕上げコース 風乾燥1時間 風乾燥2時間 |
お急ぎのときに。仕上げ乾燥に。衣類にやさしく、ふんわり。
SHARPが販売する衣類乾燥機で、仕上げ乾燥に優れた製品です。
除菌コースや干す前コースの基本的な機能のほかに、仕上げコースや風乾燥コースなど、他社製品にはみられないユニークなコースがあることが特長です。
ふっくらと仕上がるうえ、乾燥ムラなども少なくなりますので、「乾燥後に生乾きになっているのがイヤ!」といった方におすすめです。
「しっかり乾く」といったクチコミもあり、使いやすさや乾燥能力の高さがともに評価されている商品です。
第7位|IRIS OHYAMA 衣類乾燥機カラリエ KIK-C510

出典:Amazon.co.jp
メーカー | IRIS OHYAMA |
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サイズ 幅×奥行き×高さ |
188×257×342mm |
本体重量 | 3.5kg |
乾燥方式 | 電気式 |
乾燥容量 | - |
乾燥コース | 衣類乾燥モード 送風モード |
カラっと速乾!乾燥時間約1/3に
ファンから出る温風を直接衣類にあて、乾かすタイプの衣類乾燥機です。
通常タイプの衣類乾燥機と違い、もち運び可能な点がメリットで、場所を問わず乾燥させることができます。
ワイドスイング送風で260cmの範囲をカバーできるため、部屋干しを頻繁にする方におすすめです。
コンパクトで場所をとりませんので、単身者の方にもおすすめできます。
部屋干しはニオイが気になるところですが、「雨の日に使っても嫌なニオイがしない」といったクチコミもあり、しっかり乾燥させることができそうです。
第6位|Rinnai ガス衣類乾燥機 RDT-30A

出典:Amazon.co.jp
メーカー | Rinnai(リンナイ) |
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サイズ 幅×奥行き×高さ |
550×490×608mm |
本体重量 | 25.2kg |
乾燥方式 | ガス式 |
乾燥容量 | 3kg |
乾燥コース | 厚物コース デリケートコース |
洗濯物が少ないご家族に手軽な、コンパクトタイプ。
リンナイが販売するRDT-30Aは、コンパクトタイプのガス式衣類乾燥機です。
乾燥容量も3kgと控え目のため、単身者におすすめのモデルです。
1日あたりの洗濯物が1.5kgと考えると、2人暮らしの家庭でもじゅうぶん使えそうですね。
もちろん、ガス式衣類乾燥機ならではのふんわりした仕上がりも期待できます。
また、小柄なおかげで静音性が高いことも魅力です。
「早くて静かなので、夜でも乾燥させられる」
「とてもコンパクトで、乾いた感じもよい」
といったクチコミが見られます。
コンパクトさと乾燥性能を両立したモデルであるといえるでしょう。
第5位|TOSHIBA 衣類乾燥機 ED-60C

出典:Amazon.co.jp
メーカー | TOSHIBA |
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サイズ 幅×奥行き×高さ |
650×525×650mm |
本体重量 | 24kg |
乾燥方式 | 電気式 |
乾燥容量 | 6kg |
乾燥コース | ちょっと乾燥(15分/90分) 縮み低減コース お出かけコース Yシャツコース 毛布コース |
新・花粉フィルター搭載で、ふんわり清潔仕上げ。
ターボパワー乾燥により、素早くふんわりと仕上げることができる衣類乾燥機です。
「新・花粉フィルター」を搭載することにより、衣類についた花粉を90%以上除去することが可能です。
花粉症の方にはとくにおすすめできる乾燥機です。
乾燥時に衣服の絡みを検知し、自動でほぐしてくれる「絡みまセンサー」も搭載されており、乾燥ムラなく仕上がることも魅力です。
「冬でも静電気が少なくて嬉しい」
「ふんわりしたタオルが好きな人におすすめしたい」
など、乾燥機能を評価する声が多く、総じて満足度の高い衣類乾燥機であることがうかがえます。
第4位|HITACHI 衣類乾燥機 DE-N50WV

出典:Amazon.co.jp
メーカー | HITACHI |
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サイズ 幅×奥行き×高さ |
630×446×670mm |
本体重量 | 25kg |
乾燥方式 | 電気式 |
乾燥容量 | 5kg |
乾燥コース | 除菌(75℃)コース 干す前コース タイマー(15分/30分/60分) 仕上げコース 風乾燥コース |
エアハッチで、はやく、やさしく乾燥
DE-N50WVは、DE-N40WXの上位モデルとして販売されている衣類乾燥機です。
大きな違いとしては、ヒーターと風乾燥を使いわけられることで、熱を加えることに向いていない衣服は送風によって乾燥させることが可能です。
また仕上げコースを搭載し、湿っている洋服や生乾きの衣類をカンタンに乾燥することができます。
「早くてカンタン、ふんわりする」
といったような性能面での高評価のほかにも、静音性の高さを称賛するレビューも数多く見られます。
各コース以外にも細かい機能が充実した機種ですので、高機能な衣類乾燥機が欲しい方におすすめです。
第3位|Panasonic 衣類乾燥機 NH-D603

出典:Amazon.co.jp
メーカー | Panasonic |
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サイズ 幅×奥行き×高さ |
634×499×680mm |
本体重量 | 24kg |
乾燥方式 | 電気式 |
乾燥容量 | 6kg |
乾燥コース | 約75℃除菌 ワイシャツコース 厚物コース シワ取りコース タイマー(20/40/60分) |
ふんわり、やさしく、スピーディに乾燥
6kgの容量をほこる、パナソニックの衣類乾燥機です。
ヒーターと吹出し口を2ヶ所搭載したツイン2温風を採用することで、強力な温風を実現しています。
このため、よりふんわりと、スピーディーに衣類を乾燥させることが可能です。
またドアが左右どちらからも開くため、置き場所に困ることもありません。
設置場所によってはなかの衣服がとり出しにくいこともありますので、この仕様は好印象ですね。
「外干しよりもふんわりと優しい肌触りになる」
「操作がわかりやすく、静かでよい」
といった、乾燥性能や操作性など、バランスよく高評価されている商品です。
乾燥容量が6kgと多いのも特長ですので、洗濯物が多い家庭におすすめです。
第2位|Rinnai 乾太くん RDT-52S

出典:Amazon.co.jp
メーカー | Rinnai(リンナイ) |
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サイズ 幅×奥行き×高さ |
654×545×684mm |
本体重量 | 41kg |
乾燥方式 | ガス式 |
乾燥容量 | 5kg |
乾燥コース | エココース 厚物コース デリケートコース シーツ/毛布コース アイロンコース 消臭運転 タイマー運転(5~60分) |
より使いやすく、スタイリッシュに。
充実した乾燥機能が魅力的な、リンナイのガス式衣類乾燥機です。
ジーンズなどの厚手の衣服もしっかり乾燥できる「厚物コース」や、ストッキングやフリルなど、繊細な衣類をやさしく乾燥できる「デリケートコース」など、とにかく多彩な機能をほこるモデルです。
また糸くずを集めるフィルターが前扉に設置されているため、メンテナンスがラクにおこなえるのも嬉しいポイントです。
「よく乾くので時短になる」
「コインランドリーと同じレベルのふわふわ感!」
など、仕上がりのよさと手軽さを称賛するクチコミが目立ちます。
容量も多く機能が充実した機種ですので、洋服が好きな方や、家族がいらっしゃる方におすすめです。
第1位|HITACHI 衣類乾燥機 DE-N40WX

出典:Amazon.co.jp
メーカー | HITACHI |
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サイズ 幅×奥行き×高さ |
630×439×670mm |
本体重量 | 25kg |
乾燥方式 | 電気式 |
乾燥容量 | 4kg |
乾燥コース | 除菌コース 干す前コース タイマー(15分/30分/60分) |
4kgタイプの衣類乾燥機
DE-N40WXは、日立のベストセラー衣類乾燥機で、多くのユーザーから支持されているモデルです。
乾燥終了後にも送風運転をおこなう「ふんわりガード機能」により、シワのヨリを防いでくれるのが嬉しいポイント。
ふんわり感も保つことができます。
「こんなに便利なら早く買えばよかった」
「ふんわり乾燥してくれて、アイロンがけしなくても大丈夫」
など、満足度の高いクチコミが多く見受けられます。
さらに静音性の高さを称賛する声もあり、容量・乾燥力・コスパなども含め、総合的に高評価できる一台です。
ご家族でも一人暮らしの方も、どなたにもおすすめできる衣類乾燥機です。
まとめ

今回は衣類乾燥機のおすすめ商品を、選び方も合わせて紹介してきました。
衣類乾燥機を選ぶときには、「乾燥方式」「乾燥容量」「乾燥コース」に注目して選びましょう。
購入前には、
どのくらいの洗濯物が出るか?
どんな素材の洗濯物があるか?
などをイメージすることも重要です。
衣類乾燥機をお探しの際には、ぜひ本記事を参考にして、あなたにピッタリな商品を見つけてくださいね。