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就寝時の汗や皮脂からマットレスを保護してくれる「ベッドシーツ」。
マットレスを保護するだけでなく、好みの肌触りを選べる点も大きなメリットです。
とはいえ、素材によって通気性や吸放湿性はさまざまですから「どんなシーツを選んだらいいかわからない…」といった方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、おすすめのベッドシーツ10選を人気ランキング形式でご紹介。
無印良品や昭和西川、ニトリ、アイリスオーヤマなどの有名メーカーを中心に、夏でも快適なリネン100%のボックスシーツや、コスパ抜群シーツなど、幅広く厳選しました。
あわせてベッドシーツの役割や選び方なども解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
シーツの役割は汗や皮脂からマットレスを守ること

ベッドシーツは、汗や皮脂からマットレスを保護する役割を果たしています。
マットレスに汗が染み込むなどして湿度が上昇すると、カビや雑菌が繁殖する原因となってしまいます。
ほとんどのシーツは洗濯機で丸洗いできますので、直接肌に触れる部分を清潔に保てることも大きなメリット。
また後述しますが、肌触りも綿や麻、シルクなどの素材によって異なりますので、自分の好みで選ぶことができます。
ちなみに、シーツと同じような役割をもった商品に「敷きパッド」と「ベッドパッド」があります。
敷きパッドはシーツの上に敷いて使うもので、温度調節や湿気対策に役立つ寝具です。
夏用・冬用・兼用できるオールシーズン用もあり、快適に眠るためのサポートをしてくれます。
いっぽうのベッドパッドは、マットレスとシーツの間に敷いて使う寝具。
パッドが湿気を吸い取ることで、汗や皮脂からマットレスを保護してくれます。
また敷きパッドより厚手のものが多く、クッション性や寝心地をアップさせる利点もあります。
敷きパッドとベッドパッドについては以下の記事でくわしく解説していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
ボックスシーツを選ぶときにチェックすべき2つのポイント

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汗や皮脂からマットレスを守ってくれるシーツですが、より自分にあった商品を見つけるためには以下の2項目をチェックしていきましょう。
- 素材
- 対応マットレスサイズ
素材は肌触りや保温性・吸放湿性などを左右する重要なポイントです。
また対応マットレスサイズも、自分が使っているマットレスにあったものを選ぶために確認しておきましょう。
ちなみにシーツには、マットレスを被せるようにして使う「ボックスシーツ」や、1枚の布でベッドメイキングをする「フラットシーツ」、敷布団にかけて使う「敷布団用シーツ」などがあります。
今回は、シーツのなかでも扱いやすくてズレにくいボックスシーツのおすすめ人気商品10選を紹介します。
ボックスシーツの選び方を以下でくわしく解説していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ベッドシーツの素材はさまざま!保温性や吸放湿性・通気性などが異なる
シーツの素材には、綿や麻などの天然素材と、ポリエステルに代表される化学繊維が使われています。
それぞれ保温性や吸放湿性・通気性はもちろん、肌触りやお手入れのしやすさが異なります。
また、素材によって使用に適した季節も異なりますので、以下でそれぞれの特徴を見ていきましょう。
綿は吸湿・吸水性に優れた天然素材

綿は古くから使われている天然素材です。
シーツだけでなく布団カバーや下着、タオルなど、多くの商品に使われています。
なめらかな肌触りが特長で、タオルが水をよく含むことからもわかるように吸湿・吸水性に優れた素材です。
また保温性もあり、薄手のタイプであれば通気性も高くなります。
厚みにも左右されますが、春〜秋口あたりならば快適に使うことができますよ。
そして耐久性も高く、洗濯機で丸洗いもできますのでお手入れのしやすさもかなりのもの。
シワになりやすいのがネックですが、アイロンの熱にも強いため、そこまで気にかける必要もないでしょう。
麻は通気性と吸放湿性に優れた夏にピッタリの素材

麻も綿と同じく、古くから使われている天然素材です。
生地には独特の凹凸があり、ザラザラとした涼しさを感じる肌触りですが、人によっては「チクチクする」ような感覚が出てしまうこともあります。
通気性と吸放湿性、吸水性に優れているので、夏の暑い時期にはピッタリですが、保温性が低いため冬場の使用には向いていません。
シーツに使われる素材のなかでは、とくにシワになりやすいことがネックで、洗濯機で洗った後に「ピシッ」とさせる手間がかかります。
ポリエステルは耐久性・速乾性に優れる

ポリエステルは化学繊維のなかでももっともポピュラーな素材で、シーツだけでなくさまざまな寝具に使われています。
サラサラとした肌触りをしていて、軽くて耐久性と速乾性に優れており、保温性が高いことが特長です。
そのため、冬場の使用がおすすめです。
また洗濯機で洗ってもシワになりにくく、速く乾くのでお手入れのしやすさもメリット。
さらに防ダニや抗菌・防臭加工をほどこしやすいことも利点ですので、アレルギーが気になる方はチェックしてみてくださいね。
いっぽうで吸放湿性や通気性がやや悪く、吸水性も低いことがデメリットです。
ベッドシーツの対応マットレスサイズはマチ(高さ)に注目

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シーツを選ぶときには、自分が使っているマットレスにあったサイズの商品をセレクトすることが重要です。
小さすぎてしまえばマットレスを包むことができませんし、大きすぎるとズレやすくなってしまいます。
基本的な選び方としては、たとえばシングルサイズのマットレスには同サイズであるシングルサイズのシーツを用意すれば問題ありません。
シーツにもシングル・セミダブル・ダブルなどでサイズ展開がされていますので、マットレスにあったサイズを選びましょう。
ただし、シーツのマチ(高さ)には注意が必要です。
ボックスシーツはシーツの底部分にゴムが使われていて、マットレスの上からシーツを被せて角に引っ掛けて固定するタイプですので、マットレスの厚さよりもマチが高い商品を選びましょう。
マチがマットレスと同じ厚さの場合では、引っ掛ける箇所に余裕がなくなってしまうため、ズレたり外れたりしてしまう可能性があります。
そのためマチの目安としては、マットレスの厚さ+5cmの余裕を見ておくとよいでしょう。
マットレスを守る!ボックスシーツのおすすめ人気ランキングTOP10
マットレスを汗や皮脂から守ってくれるシーツ。
さまざまな商品が販売されていますが、より自分にあったボックスシーツを見つけるためには、「素材」や「対応マットレスサイズ」をチェックしましょう。
対応マットレスサイズに関してはマチ(高さ)に注意が必要で、使っているマットレスの厚みよりも5cmの余裕を持たせるのがおすすめです。
ほかにも、抗菌防臭・防ダニ加工など、各衛生加工が施されているかも確認しておくとよいでしょう。
それでは、ボックスシーツのおすすめ人気ランキングTOP10を発表していきます。
第10位|ニトリ 敷布団にも使えるボックスシーツ(NクールSP q-o)
メーカー | ニトリ |
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対応マットレスサイズ | シングル(100×200×マチ30cm) |
その他のサイズ展開 | セミダブル / ダブル |
素材 | ナイロン67%、ポリエチレン28%、複合繊維(ナイロン、ポリエステル)5% |
衛生加工 | 抗菌・防臭加工 |
おすすめの季節 | 春・夏 |
ひんやり涼しい「Nクールスーパー」を採用した春夏向けシーツ
ニトリの「N クール SP q-o」は、「接触冷感」生地を採用したボックスシーツ。
接触冷感とは、肌に触れたときにひんやりと感じる生地のことで、寝苦しい夜に役立ちます。
冷たさを感じる時間は少しだけですので過信は禁物ですが、それでも夏には大いに活躍してくれることでしょう。
また抗菌・防臭加工が施されているので、衛生面でも安心です。
洗濯機での丸洗いもできますので、常に清潔に使うことができますよ。
クチコミはありませんが、ほかの「Nクール」商品では接触冷感を含めた肌触りが高評価されています。
夏場の寝苦しさを解消したい方におすすめです。
第9位|アイリスオーヤマ カラーボックスシーツ CMB

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メーカー | IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) |
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対応マットレスサイズ | シングル(100×200×マチ25cm) |
その他のサイズ展開 | セミダブル / ダブル |
素材 | 綿100% |
衛生加工 | なし |
おすすめの季節 | 春・秋 |
シンプルでコスパに優れたボックスシーツ
アイリスオーヤマの「カラーボックスシーツ CMB」は、綿100%のシンプルな商品です。
落ち着いたネイビーやブラウンのほかにもパステルブルー・ピンクなどカラーバリエーションが豊富で、お部屋の雰囲気にあわせて選ぶことができます。
また、アイリスオーヤマはシーツのほかにも掛け布団カバーやマットレスなどさまざまな寝具を販売していますので、同じメーカーで揃えやすいのも大きな魅力だといえるでしょう。
クチコミではコスパを称賛する声が多く、肌触りなどを褒める声も見られます。
安くてコスパのよいボックスシーツを探している方におすすめです。
第8位|EMOOR 日本製 リネン100% ボックスシーツ

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メーカー | EMOOR(エムール) |
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対応マットレスサイズ | シングル(100×200×マチ28cm) |
その他のサイズ展開 | ダブル |
素材 | 麻100% |
衛生加工 | なし |
おすすめの季節 | 夏 |
吸放湿性に優れた上質なリネンを使用したボックスシーツ
エムールが販売するボックスシーツは、上質な麻を使用した商品。
ボックスシーツのなかではやや価格帯が高めですが、良質な生地を採用していることや、国内工場で加工が行われていることなどから品質の高さは折り紙付き。
麻のなかでもリネン(亜麻)が使われていて、コットンの2倍の強度をもつと言われています。
もちろん麻なので吸放湿性もバツグン。
また麻独特の「チクチクした感触」を感じにくいことも大きなメリットです。
さらに洗えば洗うほどやわらかくなりますので、寝心地もどんどんよくなりますよ。
クチコミでは品質の高さが評価されていて、満足度の高さがうかがえます。
夏に使うボックスシーツで、上質な商品を探している方におすすめです。
第7位|AVA.HOME ボックスシーツ

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メーカー | AVA.HOME |
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対応マットレスサイズ | シングル(100×200×マチ25cm) |
その他のサイズ展開 | セミダブル / ダブル / ワイドダブル / クイーン / キング |
素材 | 綿100% |
衛生加工 | 抗菌加工、防ダニ加工など |
おすすめの季節 | 春・秋 |
抗菌・防ダニ加工がほどこされた、なめらかでハリのあるボックスシーツ
AVA.HOMEのボックスシーツは、高密度に織り込まれた生地によりダニや花粉の侵入を防ぐ工夫がほどこされています。
通常の生地より長い糸を使ったサテン生地のため、光沢があり手触りもなめらか。
イメージとしてはシルクに近い感じで、肌触りも見た目も高級感のある作りになっています。
また綿素材ですので洗濯にも強く、耐久性が高いことも特長です。
クチコミでは肌触りのよさや耐久性の高さが評価されていて、つけ外しのカンタンさも称賛されています。
肌触りのよいボックスシーツを探している方におすすめです。
第6位|無印良品 麻綿格子サッカー織ボックスシーツ
メーカー | 無印良品 |
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対応マットレスサイズ | シングル(100×200×マチ28cm) |
その他のサイズ展開 | セミダブル / ダブル / クイーン |
素材 | 麻53%、綿47% |
衛生加工 | なし |
おすすめの季節 | 春・夏 |
麻と綿のよさをあわせた、高品質なボックスシーツ
無印良品の「麻綿格子サッカー織ボックスシーツ」は、麻と綿が約半分ずつ使われたボックスシーツ。
吸湿・吸水性に優れた綿に吸放湿性の高い麻が加わっているため「吸放湿性と通気性に優れた綿」といった素材感です。
麻100%よりも洗濯後にシワになりにくいことも魅力です。
また生地には凹凸感があるため清涼感のある肌触りで、梅雨時や夏の寝苦しい時期などには大活躍してくれるはず。
クチコミは少なめですが、素材感や生地の手触りから考えるに高品質な商品だといえるでしょう。
春・夏向けのボックスシーツを探している方におすすめです。
第5位|EMOOR 抗菌・防臭・防ダニ ボックスシーツ

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メーカー | EMOOR(エムール) |
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対応マットレスサイズ | シングル(100×200×マチ28cm) |
その他のサイズ展開 | セミダブル / ダブル / クイーン / キング |
素材 | 綿100% |
衛生加工 | 抗菌・防臭加工、防ダニ加工 |
おすすめの季節 | 春・秋 |
カラーバリエーションが豊富で、各種衛生加工もバッチリのボックスシーツ
エムールが販売するボックスシーツのなかでも、とくにカラーバリエーションが豊富なタイプです。
オーソドックスなホワイトやブラックのほかにも、ブルーやオリーブ、柄物など幅広く展開されており、自分のお部屋にあった色を選べるのが大きなメリット。
また綿100%ながらも抗菌・防臭、防ダニ加工がほどこされていて、衛生面でも安心です。
クチコミでは上述した利点のほかにも、生地がしっかりしていて耐久性が高いことも評価されていて、トータルで良質な製品だといえるでしょう。
ベッドやお部屋の雰囲気にあったボックスシーツを探している方におすすめです。
第4位|ニトリ マルチすっぽりシーツ(パレット3)
メーカー | ニトリ |
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対応マットレスサイズ | シングル(100×200×マチ40cm) |
その他のサイズ展開 | セミダブル / ダブル / ワイドダブル / クイーン |
素材 | 綿100% |
衛生加工 | なし |
おすすめの季節 | 秋・冬 |
シンプル・イズ・ベストで耐久性の高いボックスシーツ
ニトリの「マルチすっぽりシーツ(パレット3)」は、シンプルで質のよい綿100%のボックスシーツ。
細い糸を使って丁寧に生地が作られているため、きめ細やかで肌触りもよく、耐久性も向上しています。
もちろん洗濯機での丸洗いもOKですので、お手入れのしやすさもかなりのもの。
年間を通して使えますが、しっかりとした生地ですのでとくに秋・冬の使用に適しています。
クチコミでは質感を褒める声のほかに、コスパのよさも高く評価されている商品です。
シンプルで耐久性の高いボックスシーツを探している方におすすめです。
第3位|日本製 麻 リネン100% Lino ボックスシーツ

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メーカー | Sleep Tailor |
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対応マットレスサイズ | セミダブル(120×200×マチ30cm) |
その他のサイズ展開 | シングル / ダブル / クイーン |
素材 | 麻100% |
衛生加工 | なし |
おすすめの季節 | 夏 |
上質な麻を100%使用した、夏にピッタリの涼しいボックスシーツ
スリープテイラーが販売する「Lino」シリーズの「purelinen-bsd」は、上質なヨーロッパ産の麻を100%使用した商品です。
裁断や縫製、梱包は国内にある自社工場で行われているため、品質に対しても安心感があります。
また国際規格である「エコテックス規格100」において、誤って子供が口に含んでしまっても安全な「クラス1」の認証を受けているので衛生面でも信頼のおける商品です。
クチコミでは肌触りや質感が高く評価されていて、コスパのよさを褒める声もみられます。
夏用のボックスシーツを探している方にはとくにおすすめです。
第2位|テイジン ボックスシーツ

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メーカー | Teijin(テイジン) |
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対応マットレスサイズ | シングル(100×200×マチ28cm) |
その他のサイズ展開 | セミダブル / ダブル |
素材 | ポリエステル100% |
衛生加工 | 抗菌・防臭加工、防ダニ加工 |
おすすめの季節 | 通年 |
ダニや花粉、ハウスダスト対策に大活躍のボックスシーツ
テイジンのボックスシーツは、独自に開発した生地を採用することで、ダニや花粉、ハウスシック症候群の原因となるハウスダストなどのアレル物質を防ぐことができます。
使われている高密度な生地はダニの通過率0.0%を実現していて、花粉に対しても99.6%をカット。
また通常のポリエステルと比べて吸放湿性にも優れており、洗濯後の乾きも速くなっています。
そのため、年間を通して快適に使用可能です。
クチコミでは各種衛生加工の高さのほかにも、寝心地や肌触りのよさも評価されています。
衛生面で優れたボックスシーツを探している方におすすめです。
第1位|昭和西川 ボックスシーツ

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メーカー | 昭和西川 |
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対応マットレスサイズ | セミダブル(120×200×マチ28cm) |
その他のサイズ展開 | シングル / ダブル |
素材 | 綿100% |
衛生加工 | なし |
おすすめの季節 | 通年 |
シルケット加工で絹のようになめらかな肌触りを実現したシーツ
昭和西川が販売しているボックスシーツは、糸の表面を滑らかにする「シルケット加工」がほどこされた綿100%の肌触りのよい商品です。
肌触りのよさや耐久性、扱いやすさなどが総じて優秀なため、第1位にセレクトしました。
シルクのような手触りと、綿の耐久性や吸湿・吸水性などのメリットをあわせたようなシーツですので、どなたにもおすすめできます。
また生地にはシワや縮みを防ぐ防縮加工がされているため、洗濯後のシワが目立ちにくく伸ばすのもカンタン。
シワになりやすい綿の弱点を見事に克服しています。
そのため、お手入れのしやすさも大きな魅力だといえるでしょう。
クチコミでも、肌触りのよさや扱いやすさがとても高く評価されています。
まとめ

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ダニや花粉、ハウスダスト対策の施された衛生面に優れるテイジンのボックスシーツや、肌触りのよさとお手入れのしやすさが魅力の昭和西川が販売している商品など、どれも自信を持っておすすめできるシーツです。
汗や皮脂からマットレスを守ってくれるシーツですが、より自分にあった1枚を見つけるためには素材や対応マットレスサイズをチェックしていきましょう。
対応マットレスサイズはマチ(高さ)に注意して、使っているマットレスの厚みよりも5cmの余裕を持たせるのがおすすめです。
季節やお部屋の環境にあったシーツを選ぶことで、寝心地はグンとアップします。
マットレスやベッド、枕の買い替えを検討中の方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてくださいね。